親は「カルト」にどう立ち向かうべきか?

子どもが親元を離れて大学に通う場合を念頭に入れて,箇条書きにしてみました。

1 大学生活の様子を聞く。どんな授業に出ているか,クラブ・サークルに入ったか,バイトは見つけたか等。最初の1か月は緊張するし,友人もできず,孤独になりがち。早い人は4月にも勧誘に掴まる可能性ある。
2 知らせがないのは元気な証拠とは限らないので,1か月に一度ぐらいは,学生生活の様子を聞く。
3 「金送れ」の連絡には用途を詳しく聞き,「カルト」の合宿費やセミナー代金などにならないよう,気を付ける。
4 突然子どもが礼儀正しく価値観の話しをはじめたら,ぞんざいに扱わず最後まで話を聞き,自分で考えたのか,どこで教わったのか問うてみる。後者であれば団体名を尋ねる。返答を濁した場合は,自分も知りたいからと関心を示しておく。子どもへの信頼を示す。
5 本人以外から連絡が入って子どもの○○団体加入が分かっても,あわてることなく,○○に関する情報収集(インターネットが一番早い)を行い,大学の担任,学生生活課,学生相談のいずれかに連絡して対処方法をあおぐ。大学生の問題は大学と親とで解決するのが早い。
6 20年近くの親子の信頼は強い。「カルト」と,子どもとの信頼関係との綱引きには,必ず勝つ。

櫻井義秀氏著「カルトを問い直す」から引用しました。